
楠(くす)とは。
楠は、クスノキという常緑広葉樹の高木のことで、高さ40メートル以上になることもあり、また日本で最も太くなる樹種でもある(幹回り24メートルの記録がある)。独特の芳香を持つ樟脳(しょうのう)を多く含んでいます。この香りのため防虫効果があり、古くから家具や仏像、船舶の材料などに用いられてきました。リラックス効果もあるこの香りはアロマなどにも用いられ人々に安らぎを与えてきました。森厳で風格があることから、西日本各地でクスノキ崇拝が見られ、特に寺社に残るクスノキは、ご神木として人々の信仰の対象となることがある。

一枚板としての楠
クス(楠)の一枚板と言えば、やはり柔らかく優しげな印象で癒しを与えてくれる雰囲気が特徴です。一般に黄褐色~淡い褐色で、木目は大きく明瞭、テーブル外側の耳と呼ばれる部分も緩やかで自然な流れを描いているものが多く、既製品のテーブルとは違った一枚板らしさを与えてくれます。また幅の大きな一枚板も多いことから企業の会議用テーブルなどの大人数で使用するテーブルとしてもおすすめの樹種です。

木目の模様は、加工や仕上げによりさらに際立ち、高級感を演出します。また、楠の木材は時間が経つとともに色合いが深まり、風合いが増します。

楠は、ナチュラルな風合いでインテリアにも自然に馴染み、空間全体にやさしいぬくもりをもたらします。リラックス感ある空間づくりに最適な一枚板となります。中間的なカラーリングで、チェア、専用脚の組み合わせ方では様々なインテリアシーンに合わせやすい色です。
ここまでご説明してきました通り、一枚板は木目のグラデーションや木色の濃淡、樹皮部分の形状、天板の厚さなど一枚一枚どれも同じものは一つとない「唯一無二の家具」となります。世界にひとつだけのフォルムを、あなたの暮らしの中に。写真だけでは伝わらない実物の立体感や木肌の美しさをヤオモク グリーンハウスで実際に見て、触れて、感じてください。