大木に成長するモンキーポッド|
モンキーポッドは熱帯アメリカ原産のマメ科ネムノキ亜科とされ、ネムノキ属の常緑高木となります。別名、レインツリー、アメリカネムノキとも言われています。日本では某CMで「この木なんの木、気になる木〜」とフレーズと共に知られた樹木。本来はメキシコからペルーやブラジルにかけて生息していますが、広く熱帯と亜熱帯の各地に移植され、今ではハワイや東南アジア、西インド諸島にまで広がっています。
樹木の高さは約25mほどですが、枝張りが素晴らしく、横に40mも広がる大木も!左右対称に大きく広がった樹形は美しく、特徴でもあるシダに似たような葉は朝夕とで葉が開閉し、雨が降る前にも葉を閉じることからレインツリーとも呼ばれるように。また、横に広がる姿により、木の下には木陰ができます。暑い中、木陰で休む人も多く、ハワイでは「人が集まる木」とも言われています。
一枚板としてのモンキーポッド|
一枚板は樹木の形を活かして製作されるものが多く、モンキーポッドは大木に育つので、大きな一枚板を切り出すのに適した樹木です。一般的に樹木は何十年・何百年の年月をかけて成長し大木となりますが、モンキーポッドは比較的成長が早く大きく育つため、一枚板として加工されてきました。
一枚板の最大の魅力として木目が雄大かつダイナミックな点があげられますが、モンキーポッドは水彩画のよう優雅で力強い木目が大きく広がる特徴がありとても存在感がある一枚板が出来上がります。
木色のグラデーションもモンキーポッドならでは特徴です。濃い色の部分と淡い色の部分があり、その2つの絶妙な絡み具合によってできるグラデーションがとても美しく魅了されます。また、樹皮に近い部分には白太(しらた)と呼ばれる乳白色になっているものもあり、木目のグラデーションと明るい白のコントラストも楽しんでいただけます。
モンキーポッドは異素材との相性も良く、テーブル脚を鉄脚で合わせたり、チェアも様々なチェアを組み合わせてコーディネートしていただけます。
ここまでご説明してきました通り、一枚板は木目のグラデーションや木色の濃淡、樹皮部分の形状、天板の厚さなど一枚一枚どれも同じものは一つとない「唯一無二の家具」となります。実際に見て触れて、ヤオモク グリーンハウスでお気に入りの一枚板に出会って見ませんか。